シェイプ・オブ・ウォーター最新評論

日本語での映画のReviewをしていきたいと思います。

第1回はシェイプ・オブ・ウォーターです。

現在は2018年1月9日なので日本では公開されていない無いと思います。

「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロが監督・脚本・製作を担当した、僕的には期待がすごく大きかった作品でした。今までも彼の作品は本当にモンスターたちを美しく描いてるなと思っていて、今回は本当に美しかった。特に水の中で泳ぐシーンのしなやかさとか、もー素晴らしいです。

一応概略を話すと

“1962年、冷戦下のアメリカ。政府の極秘研究所で清掃員として働く女性イライザは、研究所内に密かに運び込まれた不思議な生き物を目撃する。イライザはアマゾンで神のように崇拝されていたという“彼”にすっかり心を奪われ、こっそり会いに行くように。幼少期のトラウマで声が出せないイライザだったが、“彼”とのコミュニケーションに言葉は不要で、2人は少しずつ心を通わせていく。そんな矢先、イライザは“彼”が実験の犠牲になることを知る”

冷戦時代のアメリカを懐かしい音楽に乗せてアメリカの街並みを映していき、繰り返しの日々の中でのちょっとしたことの美しさにはっと感動させられます。僕的にはもうこの世界観が本当に好きなんですよね。映画館とか、バスとか、建物の一つ一つですね。一つ目ポイントとして美術に注目するのもいいかもしれません。

また、俳優陣の演技も素晴らしいのでそこらへんも注目しながら見て欲しいです。あまり話すとネタバレになるのでいいませんが。

2回目以降は政治状態と見比べながら鑑賞するのもいいかもしれません。

軽視されがちなモンスターが出てくる作品がGolden Globesとかをしっかり取っていることがとてもいいですね。エンドロールが始まった瞬間に席を離れるような人がいっぱいいて、本当に可哀想な人たちだなと思ったりもしました。ぜひ映画館で見て欲しいです、映画館でちゃんと見ることが今後このような映画がたくさん生まれることにつながってきます。しっかりとクレジットしましょう。

P.S.

個人的に最近冷戦の映画ばっか見てる気がする、the post, Dr. Strangelove, Atomic Blondeとか。

これ以降spoilerあり。

 

これは、2018年アカデミー賞以降に付け足したものです。

この映画がアカデミー賞で監督賞と作品賞をとった時は、ひたすらテレビの前で騒いでました。映画を見て後に、Guillermo del Toro監督の動画とかを見ながら彼のbackgroundを知りました。ひとりぼっちだった子供の頃から、ずっとこの話を映画にしようと思っていたらしです。友達がいなかったから彼のcreatureと一緒に遊んで色々なことを夢見ながら過ごしてきたんです。そんな彼らの日々を想像しながらこの映画を見ると主人公との共通点が見えてきます。

アメリカに来て思うことはマイノリティーに対する抑圧が本当に強いと思いました。でも、そのマイノリティー側も自分達に自信を持っていて、必死に生きているんだなと感じます。この感覚はおそらく日本だけでしか過ごしたことがない人だとわからないと思います。バカにしたり、自分が上であるということを言いたいのではなくて、世界にはたくさんの人がいるということです。そして、それをなんで受け入れられないのだろうかと日々苦悩しています。

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